だるぽよ夫婦のアクティブ日記

だるぽよな二人の日々の生活を楽しくゆるく書いています。旅行先の情報や、読んだ本の感想、感じたことをつらつら書いていこうと思いますのでよろしくお願いします:-)

大人にこそユルさを!脇役思考の方が上手くいく。書評と概要。

1. こんな人に読んで欲しい

今回読んだのは、この本。

大人にこそユルさとほどほど感を!

「脇役思考の方がうまくいく!」

脇役思考のほうがうまくいく (実用単行本)

脇役思考のほうがうまくいく (実用単行本)

 

 大人になって、こんなことを感じていませんか?

 ・人間関係がうまくいかず、でストレスが溜まる

 ・仕事にて重大な責任がある

 ・プライベートの時間が減り、好きなことができなくなった

 ・トップを狙うための競争・努力でヘロヘロ…

そんな悩みからは、この本を読んでおさらばしましょう!

本書が教えてくれる「脇役思考」を身につけると、

・好きなことをやっているのに嫌われない!

・人間関係のストレスから解放される!

・自分の好きな人生を歩むことができる!

ようになります。

・・・ほんとかよ。と思ったあなた。

是非読んでみてください。

 

あのイチロー選手は、何を隠そう、

「脇役に徹したスーパースター」なのです!

そんな大成功者が使用していて、ストレスからも解放される

脇役思考とは、一体どんなものなのでしょうか?

 

2.脇役思考とは

「トップを狙う!」という「主役思考」を、

ほかの人を目立たせて支える側になる

「脇役思考」へ変えるだけで、

何事も万事うまくいくようになる。

という考えが基本理念になります。

「脇役?地味で嫌だなぁ…」と思うかもしれません。

それは、トップを目指すのが成功法則の鉄板!

という「主役思考」がビジネスにおいては特に

幅を利かせているので、無理もありません。

頑張った成果が出れば、達成感が味わえますが、

すぐに次の競争が始まり、

成果が出なければ挫折感を味わいます。 

成果を出すために自分の時間を犠牲にして…

というサイクルにはまってしまいます。

つまり、

「主役思考」のままでは、あなたらしい人生を

歩むことができないのです!

 No.1には1人しかなれません。熾烈な競争が待っています。

No.2も同じです。さらに、重大な責任もあります。

しかし、「脇役」はトップのような責任もなければ、

競争もないし、席数に限りがあるわけでもない。

誰だって、知恵を払働かせれば「名脇役」に慣れる!

「脇役ほど楽しくて、

おいしいポジションはない!」

本書はそんな名脇役になる方法を教えてくれる本になっています。

 

3.名脇役になるためにはどうしたらいいの?

本書を読んで、なるほど!と感じた内容を一部紹介します。

(1)先頭集団とはゆるく付き合う

会社や組織、プライベートの集まりや趣味の世界でも、

過ぎれていると言われている、評価の高い人が属する

先頭集団は顔で笑って心で妬むものです。

正直、しんどい世界です。

こんな集団に身を置いていてはいけません。

距離を置き、ゆるく付き合いましょう。

先頭集団と距離を置く第2集団で、観察力を鍛えておく。

すると、新しい環境に入ったときに、

どのようなコミュニケーションをとるべきなのかが分かり、

人間関係が楽になります。

 

私も、仕事ではバリバリ働こう!と思う反面、

平日はブログの更新や、動画の編集、

週末はテニスや登山をしたい!という気持ちがあります。

どちらかというと、プライベートを大事にしたい派なので、

ゆるく、観察力を鍛えていこうと思います。

 

(2)脇役はさりげなく「時間の手綱」を握る。

相手から面談を申し込まれた場合、

「あなたの都合でいいです」と回答してしまう人が多いです。

これが、相手への気配りだと思っていたら大間違い。

「時間に甘い一」と舐められ、

取引の主導権も握られてしまいかねません。

こちらから、時間を指定するようにしましょう。

何気ない電話での会話にも、時間の手綱のやりとりがあります。

相手が不在の場合、折り返しの連絡をお願いする場合がありますが、

そうすると時間の手綱を相手に渡すことになります。

いつかかってくるのか分からない電話を待つのは、

イライラすることになり、精神衛生上、損です。

こちらで時間の管理ができるようにした方がストレスが少ないのです。

 

この文章を読んだ瞬間から、私は自分から再度かけ直すように

しています。確かにストレスが減った気がします。

自分のタイミングでかけ直せるので、事前に資料等を準備して

話ができるため、有効と感じました。

(3)ポテンシャルは秘める、

 モチベーションはほどほど。が価値を生む

一生懸命さや、努力を表に出さないと決めるのが脇役思考。

燃え盛るモチベーションよりも、決して消えない種火のような

モチベーションを抱く方が良い。

やる気が強ければ強いほど見返りに対する期待が強くなるのは、

人情です。そして、期待に反して見返りが少ない

 ⇒成果が出ないからモチベーションが下がる

という悪循環に陥ってしまいます。

ラソンのように、長時間走り続けるには

ほどよいユルさが重要なのです。

(4)意見は2歩遅れで発言する

その人が来ると場の雰囲気が変わる。

そんな仕事ができる人に共通していること。

なんだと思いますか?

それは、ずばり安心感!

聞き上手な人は安心感があるように見られます。

また、会議の意見は2歩遅れて発言しましょう。

No.1・No.2の「主役思考」の意見を聞いたあとの発言は

大きく外すことはありません。

つまり、発言に安心感が生まれます。

2歩遅れて発言することで、発言に安心感が生まれ、

周りからの評価もあがり、言葉数も少ない名脇役が誕生します。

 

 4.感想

プライベート重視したいけど、仕事に手を抜きたくない…

という人にオススメの一冊です。

「主役思考」の人をサポートする「名脇役」になることで、

人生100年時代とも言われている昨今では、

いかに長く走る続けられるかが重要です。

脇役思考は、人生を謳歌しつつ、重要な点を抑えていく

効率の良い生き方のバイブルであると感じました。

本書を参考に仕事の進め方を変え、

自分らしく生きていけるよう思考を変えていこうと思いました。