令和時代のパイオニア 月収15万だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方
1.本との出会い
本屋でふと目にとまったのは、
派遣×副業で緩く稼ぐという
ビジネス本では珍しい表紙に
目を引かれたからである。
手に取ってみる。
気になった本は、あらすじを読むように
しているからだ。
簡潔に書くと、著者は下記のような人であった。
・あえて派遣社員×副業(ブロガー)を選択
・自分のペースでやりたい仕事を行い、
月収100万を突破するという
新しいビジネスモデルを構築
なんと年齢は26歳。同世代である。
正社員が"正"と一般的に言われている時代に
別のベクトルで成功している同世代に興味を持ち、
私は本書を即買いした。
2.ざっくり内容を解説
人生の最後のサポートを行う介護士として
働いていた著者は、今後も介護士を続けたいと思う傍ら、
手取り15万という月収で生活するという
金銭面の問題に直面していた。
元々、文章を書くことが好きであった著者は、
当時、月2万円ほどブログでの収入があった。
どうにかして介護の仕事を続けたいと考えた著者は、
賃金の高い東京で介護士(派遣)をすることを決意。
15万→20万に月収は向上し、さらに自由な時間も確保。
これにより、ブログに集中できる環境が整う。
派遣での仕事は、時間のコントロールがしやすいため、
労働日数を減らすことで、ブログへ投資する時間を捻出。
加えて、派遣は色々な場所で仕事が可能な業種であり、
色々な人と関わることができることから、
ブログのトピック作りにとても向いていた。
ブログに時間を割き、努力を積み重ねたことで、
ブログにて月収100万円を達成する。
続けたかった介護の仕事は続けつつ、
好きなブログでお金を稼ぐという
新しいスタイルで生き方を構築した。
このスタイルに行きつくまでの思考・努力・行動の
内容を赤裸々に語ってくれている一冊となっている。
3.感想
文章の1つ1つに著者の思いが乗っているため、
ぜひ手に取って本を読んでほしいところ。
本書を読んで、印象に残っている1フレーズがある。
”お金を生み出すことを趣味にしている人は
自分のストレスをエンジンにしてお金に換えられる”
正直、この生き方にあこがれを抱いた。
もちろん、一人でビジネスをしているわけなので、
"全て自分のせい"という背水の陣でブログ業に
あたる必要があるが、好きなことであれば
むしろやってやる!という気概で取り組むことが
できるのだ。
私の勤めている企業にも派遣社員はいるが、
普段どのような生活を行っているかは考えたことも
なかったが、派遣という勤務形態をうまく使うと
好きなことに集中できる環境を生み出し、
自分にプラスとなる環境を作り出すことができることを
理解した今、見る目が変わりそうである。
本は自分の世界を変えてくれるのでとても好きだ。
今後も本を読んでいこうと思う。